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アライメント テスター事情
アライメント プロショップが教える
アライメントの予備知識!
アライメント テスターは、なぜ?必要なのか! (車が進化した、ニーズも進化した)
アライメント テスター普及の背景
4ホイール トータル アライメント テスター普及の背景には、技術革新による自動車の高性能化があげられます。自動車の高性能化に伴いサスペンションの構造も大きく進化を遂げてきた事と、ユーザーニーズの高まりによる大口径ホイールやタイヤのワイド化とが相まって、さまざまな症状(故障)が発生するようになってきたからです。
ワイド化されたタイヤによる影響は、サスペンションのセッティングが微妙にずれただけで色々な症状をともないますし、ドライバー自身も敏感に感じることとなります。
そんなユーザーニーズにこたえられる測定器が「4ホイール トータル アライメント テスター」で、今日では呼び名も簡素化されて「アライメント テスター」と呼ばれるようになり、お客様満足度の向上に無くてはならないテスターとなってきました。
テスターが無い頃はどうやって測定したの? (昔のままではなんともならん!)
昔のアライメント作業
日本には古くから車検制度があり、車検の中で言われているアライメント調整とはサスペンション側とタイヤ側とで発生しているラテラルフォース(横応力)を横滑り量(サイドスリップ量)として計 るだけのもので有り、本質的なアライメントと呼べない内容です。旧来から整備工場で利用していた 「キャンバ・キャスタ・キングピンゲージ」や「トゥインゲージ」等での測定では前輪アライメントの 測定診断しか出来ず、しかも測定データーが粗いためデリケートな症状への対応には不向きで「感」に頼る調整となり、当然作業時間が掛かり過ぎるとともに信頼に欠ける作業となってしまいます。又、 後輪から来るスラストラインのいたずらが測定出来ない事などから、4輪のアライメント状況が詳細かつトータルで診断できる測定器が求められる事となったのです。
アライメント テスターの国籍は? (国も色々、テスターも色々!)
現在のアライメント テスター
平成に入る頃から、アライメント テスターは国内外の各メーカーから色々な形の製品となって数多く売り出されています。日本で使用されているアライメント テスターの90%ぐらいは、外国のメーカーで製作されたオプチカル・タイプ(光学式)の製品で、その半数ぐらいは米国・ハンター社製となっています。国産のホイール アライメント テスターといえば、そのほとんどがドライブオン・タイプの「走行状態で測定できる」が売りのテスターです、理由は色々あると思いますが国外ではあまり利用されていません。各自動車メーカーも検査等で使用しているアライメント テスターも、ホイールに取り付けて測定するオプチカル・タイプが主流となっているようです。
色々な測定方法の登場! (進化したアライメント テスター!!)
アライメント テスターに求められる性能と種類!
アライメント テスターを含め全てのテスターに要求される性能は、高度な精度がながきに保たれ、かつ何度測定をしても安定した測定値であるという再現性に優れていることだと考えられます。
特にアライメント テスターは三次元的な要素が含まれますので、よりシビアーなテスターとなり取り扱いにも注意が必要となります。
オプチカル・タイプ(光学式)のアライメント テスターも、精度維持の向上を求め測定の基礎となる検出器が時代と共に変化しました。初代のころは特殊なゴムひもを利用したアライメン ト テスターで、風が吹くと測定値が安定せず困ったものでした。その後は赤外線を利用したアライメント テスターとなり大変便利になりました。現在では測定時間の短縮が求められ、CCDカメラを利用したホイール アライメント テスターも有ります。
魔法のアライメント テスター?? (技術が物を言う!!)
四輪アライメントの重要な要素 その1
専門的な料理を作るにあたっては、料理の手ほどきから作り方に至る迄の本はたくさん出ています。そしてテレビでも手ほどきされながらおいしそうに作られる番組もたくさんあります。この様においしい料理の情報はたくさん手に入れる事までは簡単にできます。しかし、いざ作ってみて本当においしい料理がたやすく出来るでしょうか?本当においしい料理は資料を基に研究と努力と試行錯誤があってこそ出来上がるものと思います。アライメント調整でも同じ事が言えます。
現在のアライメント テスターには、調整方法や手順までが懇切丁寧に画面表示されている商品が多くなっています。しかし、アライメント テスターはセットして測定すれば状況診断はできるでしょうが、全ての故障が直せるという魔法のテスターでは有りません。
アライメント テスターはあくまでも測定器であり、お客様が望んでいる真のホイール アライメントをどのようにセッティングできるのか、調整機能の備わっていないサスペンションをどのように対処できるかは、作業を行う技術者の知識と技量で仕上がりが大きく左右されます。
(お店選びが大切 !!)
アライメントの信頼ってどこからうまれるの?
四輪アライメントの重要な要素 その2
築した家でも基礎が確りしていないと床のレベルも正確に出せませんし、保てません。また、そのレベルを測定する測定器が狂っていては論外で、テレビ番組に出てくる「パチンコ玉が床を走る!」最悪な現象になってしまいます。アライメント調整も同じ事が言えます。
アライメント テスターを含めた測定環境に対する取り組み(性能維持への心がけ)が悪いと、測定値が真の測定値でなくなってしまいます。アライメント測定において重要な事は、定期的にテスターの校正がなされていることと、測定する自動車がレベル上に有る事(4輪の接地部が水平な状態に有る)です。測定台の僅かな傾きで自動車の車輪に掛かる荷重(輪荷重)がずれてしまい、キャンバ角の測定値を大きく狂わせてしまうからです。精度のでていないテスターでの測定や、レベルのでていない状況でのアライメント調整では、自信を持って調整したものの、お客様から「アライメント調整などしなければ良かった」と言われかねません。
本当のアライメント調整って?! (走る、曲がる、止まる、が楽しい!)
四輪アライメントの要はトータルバランス!
アライメント データーを持参されて当社へ相談にこられる時、ある部分の測定を受入時の一度だけしか測定せず、完成時を省いてしまっている資料を時々見受けます。省く理由をその工場は知っていることでしょうが、完成時の車両状況が正確に判断出来なくなってしまいますので、アライメント テスターでの測定作業は、一部を省くことなく受入と完成とも同じルールで全てを測定することが必要となってきます。又、キャンバ角バランスが大きく崩れているのに、トウタルトゥのみの調整作業で完成としている資料では少し寂しい思いがします。高額なホイール アライメント テスターを使用してトウタルトゥの調整のみというのでは故障も直らないでしょうし、走行フィーリングも改善されずお客様には納得いただけないこととなってしまいます。

※アライメント調整は、タイヤの異常摩耗を防ぐだけではなく疲れ知らずで走る楽しさと、心地よく曲がれる楽しさを演出する事も必要です。その為には、調整機能が有る無しにかかわらず最低限左右バランスを整える調整作業が必要となってきます。
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